大学時代には夢にも思わなかった道
介護の仕事で働くということは、大学の時には夢にも思いませんでした。
そんな業界とは無縁の世界で、経済学を勉強していたりしたのですから、全く畑違いの状況なのです。
しいて言えば、社会構造に関しての知識があることぐらいでしょう。
介護という現場には、ひとつも役立ちませんが。
経済学が何か悪いわけではありません。
本当に社会には必要な学問で、生かしていけることが一番だったのですが、当時の私にはいったい社会に必要なものだったのか、よく分からなくなっていたのです。
それが、介護という現状を知らせてくれた人の一言で、転機となっていったのですから、おかしなものでしょう。
ホームヘルパー2級をとったのも、実はよく分からなかったからです。
介護の世界は、本当にめまぐるしく変化していきます。
介護福祉士の資格を持ってはいますが、今ではその過程はかなり違いが出てきてしまいました。
早めに行動しておいてよかったと思いますが、だんだんととることができなくなっていってしまっているのです。
だんだんと難しくなる介護士
介護福祉士は、簡単に取得することはできませんでした。
経験も必要になってくるため、働きながら取得したのです。
その前に、今の職場にたどり着けたことが、きっかけだったことは間違いないでしょう。
今の仕事に就くまではアルバイトをして生計を立てていました。
転職について考えていたのですがなかなか最初の一歩を踏み出せなかったのです。
その後、資格は取ったものの、どうすれば転職が成功できるのかさっぱりとわかりませんでしたが、
紆余曲折有り、今のところに転職することができました。
もしも、行きつくことができなかったのであれば、今でも放浪し続け、働いていたかもよく分かりません。
それぐらい、明日の見えない状況で、あがいてももがいてもいなかったのです。
上も下もわからないから、もがきたくてももがけなかったのかもしれません。
転職することができたのは成功だったのでしょう
アルバイトから転職できたのは、とてもいいきっかけになりました。
実際アルバイトで食べていくことは難しくはありませんが、それで終わりになってしまいます。
どんなに経験を積んだとしても、社員ではなくアルバイトだからです。
悪い扱いをされていたこともありません。
ちゃんと働いていましたし、お給料もいただいていましたが、それもいつかは限界が来ることを知っていました。
その辺は、伊達に経済学ではないのでしょう。
いろいろな悩みはあります。
消えては出てきて、へたをすれば何十にも絡んでしまうことだってあるのです。
そんな状況でも、今の職場では何とか解決を手伝ってくれる人もいます。
本当にいいきっかけと職場に巡り合えたと思います。
ほかを知らないからといわれるかもしれませんが、少なくても道はたがえていない自信はあるのです。