介護士の将来性

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活躍の場が広がっている

自分もそうなのですが、将来的に介護福祉士を含めた介護職がどうなっていくのだろうと考えます。
これを考えていない介護福祉士はいないのではないだろうかとも思うのです。
それだけ不安要素が多いともいえるでしょう。

介護福祉士の資格は、実はかなり昔からあるわけです。
それだけ、高齢化社会の予測もされていたわけで、介護のプロとしての資格でスタートしたのです。
介護保険制度ができ、これから先は、この介護福祉士がスタート位置になるという情報もあるでしょう。

つまり、ホームヘルパーの資格が消えて、介護福祉士が最低必要資格になっていくとされているのです。
持っていないと介護職になれず、取得するのには大きなハードルになってしまう可能性が出てきます。
活躍の場は広がっているのですが、将来的な設計を見ると、本当に不安になってしまうのです。

価値の広がる介護福祉士

働く場ということだけを考えるのであれば、私のような老人ホーム以外にも広がっていくことになるでしょう。
介護の施設は当然なのですが、行政関係でも資格が必要になる可能性が出てきますので、地域包括支援センターのような場所にも広がっていくと考えられています。
なぜならば、今よりももっと専門性の高い知識を活用しなければいけなくなってくるからです。

ただし、ちょっと考え方を変えれば、矛盾点もあります。
現状何ら知識もない人が、こういった仕事をしているのだろうかというところでしょう。
こうした社会インフラなのですから、現場での負担は減るはずもないのです。

ですが、資格としての価値向上として、訪問介護事業者には、主任ヘルパーをおかなければいけなくなりました。
この主任ヘルパーは、介護福祉士しかホームヘルパー1級、または介護職員基礎研修の修了者という限定された人しかつけなくなったのです。
確かにこうした試みにより、資格価値は向上していくことでしょう。

資格の価値を上げることと参入のハードル

今後を考えていくと、介護福祉士の資格取得は難しくなっていく一方です。
それは価値を向上させるために重要なことなのですが、ハードルが高くなればなるほど、やってみたいと思う人は減ってしまうことでしょう。

私もそうですが、専門教育を受けて始めたわけではありません。
介護は資格がなくてもできる部分があるのも確かなのですから、そのあたりがどうなるのかが重要なのです。

気が付いたら介護福祉士になりたいという人が、今より少なくならないようになるといいなと思います。
その可能性も結構あると感じるからです。

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