24時間体制で働く
介護の仕事は、社会的にあまり認知されていない部分があります。
特にどんな働き方をしているのか、介護の経験がないとわからないことも多いでしょう。
それが介護福祉士という仕事となると、さらに認知されにくくなってしまうのです。
うちの場合には、老人ホームですが、シフト勤務になっています。
24時間体制になるわけですが、日勤と夜勤だけではなく早番と遅番が存在するのです。
これがかなり厄介で、働く時間がコロコロと変化していきます。
人数的にはそれなりにいるのですが、全体として考えればやはり足りません。
だからこそ、私のような独身者は、シフトの変更が多かったりもします。
日勤は、デイケアセンターとかでも同じで、朝8時30分からスタートです。
夜勤の人と申し送りをして、いったいどんなことがあったのか、忘れてはいけないことは何なのかを確認することになります。
こうした情報共有が重要なのです。
もっと大きなところになると、PCを使って誰でもわかるようにしたりするようなところもあるようですが、うちの規模だとまだまだ手書きの資料になります。
夜勤になっても、基本は同様です。
申し送りということが重要で、情報を共有しながら仕事をします。
専門の夜間職員を雇うところもありますが、うちの場合にはシフトで回しているのです。
家庭に合わせて勤務時間を考えるべき
老人ホームではなく、デイサービスのようなところでは、日勤だけになるでしょう。
深夜の勤務もありませんので、時間の制限が少ない仕事になるのです。
もしも、家庭の事情で夜勤ができなかったりするのであれば、こうした施設を選ぶことが大切でしょう。
なぜならば、家庭を切り崩して続けていく仕事ではないからです。
日々の負担も大きく、精神的にも削りながら仕事をしなければいけないことも出てきます。
それなのにもかかわらず、家庭を犠牲にすることを前提にしてしまうと、仕事として続けられなくなるでしょう。
ならば、初めから家庭を考慮に入れて選択したほうがいいのです。
私のような独身の場合には、あまり制限もないので、自分の体力に合わせておくだけで済みます。
そうできない人は、できないなりの介護の仕事をすればいいと私は思っています。
休日も仕事の延長にあるかも
私もそうなのですが、基本的に休日も仕事みたいだったりする時があるのです。
いろいろなことが、介護の現場では起きます。
その時に、申し送りをしてあったとしても、情報が必要になるときがあるでしょう。
携帯電話に連絡が入ることになりますので、常に肌身離さずに持っています。
ほんの少しの情報が、大きな役に立つことも少なくありません。
もしも、その情報がなければ、大きなことになるかもしれないのですから、休みだからといって完全に気を抜くわけにもいかないのです。
そんな事情もあって、まとまった休日は取れません。
私の場合には、まとまっているよりも定期的な休日という形のほうが好きなので、あまり気にはならないのですが、結構気にしている人も多いのです。