人で不足も解消!24時間働ける頼もしいやつ
将来もしかしたら、ロボットが介護をしてくれるかもしれないとしたら、なんだかSFだと思うでしょうか。
現実問題として、高齢化社会は加速がつき、どんどんと人材が足りなくなってきています。
そのなかで、人間の労力を肩代わりしたり、補助したりすることができるロボットの存在は重要なポイントになってきているのです。
ロボットを導入するというのは、人間と違い疲労がないというところが重要でしょう。
壊れたりすることもありますが、疲れるという概念がないため、24時間でも対応することができます。
力も装置の作り方次第で、いくらでも出力を上げることができるでしょう。
負担がかかるようなことでも、少ない面積や労力で行うことができるようになるのです。
ロボットは不満もいいませんしね。
ロボットを使う側の人材育成も
どんなことをさせるのかという問題はありますが、日本の技術があればかなり高度な水準で要件を満たせるそうです。
これは福祉用具の問題でもわかってきていますが、かなり便利なものが増えました。
どんなニーズが存在するのかも調査が進んでおり、相談窓口もあるのです。
生産開発の事業者も募集していますので、見てみるとおもしろうでしょう。
当然のことですが、使うのは人間となるため、こちらの人材育成も行われているんだそうです。
私も参加したかったのですが、都合が合わずに行けませんでした。
結構いろいろなところでやっているようなので、また機会があれば行ってみたいと思っています。
話をしたり体操をしたり
介護ロボットというと、なんだか力技に感じるかもしれません。
ですが、そういったものばかりではないのです。
最近話題になったのは、某携帯会社のペッパーを介護の現場に投入した例でしょう。
何かサポートさせるのではなく、話し相手にロボットを使ったのです。
ペッパーは、かなりの言葉を理解していきますし、その情報を蓄積することもできます。
力を使って何かをするわけではありませんが、さまざまなメッセージを出すこともできるでしょう。
今までなかなか心を開けなかった人も、ロボットだと安心できるという人もいるそうなのです。
実際に小型の自立型ロボットを導入し、一緒に体操をしている例もあります。
かなり複雑な動きを見せることができるため、こうしたことも楽しみながらできるようになるのです。
大学が介護予防ロボットを開発することも
介護ロボットが段々と増えてきている中で、大学がソフト開発会社と連携し「介護予防ロボット」開発しているそうです。例えば新潟大学。
新潟大学は高齢者の介護予防をIT(情報技術)で支援し始めた。ソフト開発のリアンビション(新潟市)と共同で、体操中の動きを即時に測定・評価できるシステムを開発した。ロボットが適切な動きをアドバイスする。ITの活用で介護人材の不足を補っていく。
引用:新潟大、介護予防にIT活用 – 日本経済新聞
介護する側の助けになる介護ロボットだけではなく、そもそも介護が必要にならなくてもいいように予防するというのは良いことですね。
ニュースでも出ている大学は、高校時代の友人が進学した大学なのでなんだか興味深いです。
こんな感じでロボット開発や工学に力を入れている大学って結構あります。
結構仲が良い友人もロボット開発に携わりたいって言ってたやつがいて、そいつは広島大学に行くとか。聞いて驚きましたが、広島で一人暮らしをするというのでちょっとだけ物件探しを手伝ったことがあります。
友人は当初は最寄り駅の周辺に住む予定だったらしいのですが、通うのが大変ということで広島大学近辺の学生マンションを借りたという話を聞きました。
詳しい物件まではわかりませんけど、大学にかなり近い学生マンションって結構あるもんなんですねぇ。
🏢 広島大学(東広島キャンパス)のための学生マンション|学生マンションドットコム
そんな友人も今でも元気だろうか、なんて思わず思ったり。
友人がもし今でも工学に関わる仕事をしていたら、この介護予防ロボットにも携わっているかもしれないですし。関わっていなくてもこうして介護という仕事をより良くしてくれる開発が今後も行われていくことに期待したいです。
ロボットは人間がどうやって使うのかで大きな違いを生むはずです。
うまく使うことができるようになれば、介護の世界も大きく変わっていくことでしょう。
仕事を奪われないように、私も頑張っていかなければいけませんね。