医療介護福祉士について

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視点を変えて考えてみた資格

介護の業界は、かなり変革を迎えてきています。
必要な知識や技術を身につけるのに、現状では問題があるということもあるでしょう。
ニーズに答えるだけのものがないというのは、社会システムとしても改善しなければいけません。

資格自体もかなり変化してきていますが、その中でも注目しているのが、医療介護福祉士なのです。
ちょっと視点が変わって、できなかったことをできるように、サービスの幅を変えてくれるのではないかと思っています。

後手に回らないようにするために

医療介護福祉士とは、民間の資格なのですが、2010年から始まっています。
介護福祉士として実務経験1年以上というのが対象で、24単位の講義と実習を受けなければいけません。
もちろんテストもありますので、合格することが条件となります。

いったいこれは何なのかといえば、医学的な知識を持つことを考えられている資格で、そのための講義を受けていくことになるのです。
だからといって、医療行為ができるわけではありません。
あくまでも知識を身につけていこうというのが趣旨なのです。

ならばいらないじゃないかと思うことでしょう。
私もそうやって思っていました。
こんな疑問をぶつけている人もいます。
>>http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6273430.html

ですが、知識をつけていくことは、介護の世界でも重要なことなのです。
特に医療に関する知識があるだけでも、後手に回らずに済むことが出てくるでしょう。
知らないで済ますことができる問題ではなく、知っていればもっと早く行動に出ることができるかもしれないのです。

医療行為ができなくても、知識があれば、介護される側の負担を減らすことができるかもしれません。
だからこそ、取得したいなと考えているのです。

知識と中身を考えるのであれば

キャリアプランとして考えるのであれば、ケアマネージャーのほうがいいでしょう。
しかし、介護という目的を考えた場合、肩書だけじゃなく中身が重要になってくるのではないでしょうか。
そのためには、こうした知識を身につけたものに対して、一定の資格を与えるというのは、正しい方向性だと思っているのです。

実際の問題として、こうした資格取得を考える人は少数でしょう。
給料が上がるとは限りません。
受験していくためには、9万円もかかるところも大きな要因です。
実はこちらの会員施設だと7万円になります。
>>https://jamcf.jp/symposium.html

こういった差別化はちょっと問題があるとは感じてしまうところでしょう。
営利目的があまりに強く出てしまうと、受験者がいぶかってしまいますから。

それでも、知識を身につけ技術を向上させるためには、重要な意味のある資格だと思っています。
ほかの人に勧めるのは、ちょっと気が引ける気もしますけどね。

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