常に技術を追求する必要がある
介護の世界は、常に技術を高めていかなければいけません。
これは、介護される側の問題だけではなく、介護する側の問題でもあるのです。
そのため、介護福祉士の資格受験に関しても、年々改革が進められています。
特に大きく変わったのが、介護技術講習でしょう。
筆記試験は同じように行われているのですが、そのあとが実技試験だけではなく、介護技術講習を受講するという選択肢が生まれたのです。
この介護技術講習は、試験の前に受けることもできます。
妖精視閲が実施するわけですが、32時間の講習を受けることで実技試験を免除してもらうことができるのです。
これはかなり大きなことでしょう。
ただし、認定ですので、習得状況も重要ですし、受講態度なども影響します。
受ければいいというレベルのものではないところに意味があるかもしれません。
お金もかかるし誰でも受講できるとは限らない
介護技術講習を受講するためには、結構大変です。
定員があるため、いつでも受けられるものではないというところが、最初のハードルとなるでしょう。
優先順位があるようで、介護福祉士の受験予定者のほうが優位になるらしいのです。
この背景にあるのは、素人が受けて実技試験をパスさせるのではなく、実技能力の基礎を身につけたものを優先するということでしょう。
少しでも高いレベルを目指すというところでは、いいことだと思っています。
受講料は、大体5万円から7万円だそうですが、これは地域によって違いがあるからです。
各県に養成施設はありますので、受けるところを考えてみる必要もあるでしょう。
私は受講してはいませんが
実際の問題として、私は受講していません。
実技試験を受けたほうになります。
そこまでのお金もありませんでしたし、ヘルパーとしての経験もあったため、このコースを選択する意味がありませんでした。
ですが、これから介護福祉士を目指すのであれば、お金はかかりますが確実であることは間違いありません。
もしも実技に落ちてしまった時のロスも考えないで済みます。
内容的にも、結構重要なものが多いらしく、4日間かけてびっちりと行われるそうなので、基礎知識にもなるでしょう。
ケアプラン作成もしなければいけませんし、実技試験と同じようなことも最終日にはするのだそうです。
それだけでも、受講しておく価値があるといえるでしょう。